仕様書と図面から適切な材料を選択、鉄筋の加工形状や数量を見積もり、加工場に発注したり、現場の職人が材料を見て取り付けができるように施工図を作成します。
現場で取り付ける鉄筋は、必要に応じて加工(適切な長さに切ったり、曲げたりすること)をしなければなりません。加工帳をみて、鉄筋を加工し、そして、現場へ材料を送ります。
加工場より送られた材料を作成された施工図をもとに鉄筋を取り付けていきます。施工図をみて、作業の段取り、または配筋の指示し、鉄筋を組み立てていきます。
次に鉄筋を結束していきます。迅速にきれいに見栄え良くまとめて取り付け完了です。結束は熟練の職人の手にかかれば、より速く水平垂直平行きれいにまとまります。
組み立てられた鉄筋は、自社の製品となります。製品の品質を保つために検査を行います。鉄筋はコンクリートに隠れ、最終的に見えなくなるため最終での検査が重要です。
設備1
鉄筋を1mm単位で切断し、排出、格納まで自動で行います。株式会社IKK (旧社名石原機械工業㈱)製、自動切断機 名称:デジタル・オートカッター 型式:LS-200DA
設備2
曲げヘッドが自走し、複雑な形状でも自動で加工します。株式会社IKK (旧社名石原機械工業㈱)製、D10~D16自動曲げ機。名称:デジタル・オートベンダー 型式:DAB-16-2
設備3
D25まで対応した自動曲げ機。逆曲げも可能で、同じく自動加工します。株式会社IKK (旧社名石原機械工業㈱)製、D25まで対応自動曲げ機。名称:ユニバーサルベンダー 型式:OAUB-250
設備4
D51まで対応した鉄筋曲げ機です。音頭金属株式会社 (製造元:音金機械株式会社)製、鉄筋曲げ機 型式:OKB-52A型
鉄筋切断作業風景
鉄筋曲げ作業風景